今月、子供が2歳の誕生日を迎えました。ちょうど2年前、私は妊娠中に高血圧症候群となり、誘発分娩にて子供を産みました。その時の、高血圧の話について書きたいと思います。
コロナ禍で、面会・立ち合いもなしの出産
私KIEの出産は2021年入ってすぐのころ。まだ世間は新型コロナで面会も、立ち合い出産も禁止されていました。
私は出産予定日3週間前の検診で血圧が高いという事で、高血圧症候群と診断、緊急入院になりました。検診の翌日から入院した病院は、面会はもちろん、病室のカーテンも「なるべく閉めていてください」とのことで、中はシーン・・・。おなかの音も響き渡るくらいの静寂でした^^;
前日まで普通に仕事をしていた私は、なんだかやることがなくて初日は落ち着かなかったのを覚えています。そして高血圧だから食事も味ないし、少ない・・。
そうは思っていましたが、2日で慣れ(早)、ご飯もいっぱい噛めば満足できるし、テレビカードも高いしってことでひたすら寝ている入院生活でした。
妊婦さんの高血圧について
妊婦さんの高血圧症候群は別名「妊娠中毒」ともいわれ、主に食べすぎが原因だといわれてきました。だけど、近頃になって食べすぎが原因ではなく、へその緒が細かったり、うまく胎盤とひっついていなかったりで、
へその緒さん「あのー!赤ちゃんに栄養行ってないようなんですけれどー!」
脳さん「まじでー!心臓さんー!赤ちゃん最優先で、血圧上げて栄養と酸素送ろうかー!」
心臓さん「ういー!」
というわけで、母体よりも赤ちゃん優先で血圧をあげちゃうんですって。人間の体ってすごい。高血圧といえばサイレントキラーともよばれているほど、本人に自覚症状はまったくなし。知らない間に血管に負担がかかって、最悪のところ破裂するという・・・めちゃくちゃゾッとする説明を突然受けた私。
検診を受けた産婦人科は小さな病院で、「今から大きな病院へ!!」と言われましたが、
「車の運転はしないで!!私たちが送っていきますから!!!」と、もうただ事ではない雰囲気にめちゃくちゃ不安になりました。
でも、赤ちゃんが産まれて、胎盤がはがれれば
脳さん「あ!赤ちゃんにもう栄養おくらなくていいっぽい!血圧下げてOKだよー!心臓さん!」
心臓さん「ういー!」
ということで、血圧は下がるという事でしたし、実際出産を終えると嘘みたいに血圧も下がったので、本当に人間の体ってすごい・・・と思った出来事でした。
そんな私は、誘発分娩にて分娩所要時間なんと4時間45分という超安産だったわけですが、経膣分娩で普通にぬをををををををおおおおおおおおお~~~!!と雄叫びをあげて出産した話はまた次回にでも書きたいと思います^^;
最後に
妊婦さんにはいろいろな不調がつきものです。できるだけの規則正しい生活と、適度な運動、食生活も大事になってきますので、自分の体と、赤ちゃんのために無理のない程度に生活を見直すことも必要だと思います。もちろん周りのサポートも必要になってきます。
何よりも、10か月かけて自分の体の中で一人の人間作り上げているんだら、それだけで本当にすごいことだと思います。
すべての妊婦さんと赤ちゃんが元気に健やかに過ごせますように。
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