この大きさのあなたは今日で最後

毎日毎日同じことの繰り返し？

結婚して子供を産んで、こんなにも家事育児が大変だなんて思わなかった！！と思っているママさん多いと思います。私も今月結婚して3年を迎えますが、どうにもこうにも忙しくて自分の時間を見つけるのも大変です。かといって、保育料もかかるし仕事を休むわけにはいかない。

「もう疲れた・・・」何度も思うことありました。

「時間を気にせず、大の字で寝れたら」

「夜、急な誘いにOK！今から準備していくね！なんて言って飲みに行きたい」

「自分の好きなようにインテリアをそろえ、ゆっくり音楽でも聴きながらコーヒーを飲んで、本を読みたい」

毎日旦那さんのお弁当を作って、子供の朝ごはん食べさせて、洗濯物干して、保育園に連れて行って、そのまま仕事に行って、終わったらその足で保育園に迎えに行って、買い物して、ご飯作って、子供にご飯食べさせて、お風呂に入って、寝かしつけて。

毎日その繰り返し。やんなっちゃうっ。

そんな私KIEが大切にしている言葉について今日は書きたいと思います。

「家事育児で大変、自分の時間がない」そう思っているママさんたち。

でも私、知っているんです。それも子供が小学生になったらちょっと余裕が出てきてしまう事を。私も今年３７歳の年になり、周りの同級生の子供も中学生くらいの子も多いです。同級生でも、かなりの先輩ママさんたちですから、話していることも何年か先の私への教えとなります。

今が大変だと、どうしても今にフォーカスして物事を見がちだけど、こうやってご飯を食べさせることも、お風呂に入って体を洗ってあげることも、寝かしつけて、一緒の布団で寝てくれることも。

あと１０年したらどう願っても、この日々が戻ってこないことを知っているんです。

「この大きさのあなたは今日で最後」ということ、知っているんです。

子どもが２歳になった今ですら、生まれたときの写真や動画を見て思います。

「この時はこんなに小さかった」と。

初めての寝返りをした日、初めて歩いた日、うまく走れずに転んだこと、暗い廊下が怖くて泣きながら抱きついてくる子供。おもちゃを投げて怒られて、下唇出しながら涙こらえている姿。

もう戻ってこない時間なのに私はいま必死に生きていて、忙しいから見落としそうになるけど

毎日同じことの繰り返しをしているうちに、確実に子供は大きくなっていて、いつか抱っこさせてくれることもなくなって、一緒にお風呂にはいっても自分で体を洗って、自分で歯磨きして、そしていつかはお風呂にも一緒に入ってくれなくなる。

普通に考えたらわかることを、どうしても私たちママは忙しさのあまり通り過ごしていく。

仕事に遅れないように保育園に送りに行かなくちゃいけなくて、

冷蔵庫に食材が入っていないから買い物に行かなくちゃいけなくて、

ご飯を１８時にいただきますできるように作って、

２１時に寝られるように布団敷いて、風邪ひかないように寝室の暖房付けて、

寝かしつけたら明日起きてすぐ洗濯物干せるように洗濯機予約して、

夜中に何度も起こされて、寝た気がしないまま朝が来て。

同じような毎日。だけど、「この大きさのあなたは今日で最後」ということ。

そりゃいっぱい叱ることもあるし、わざと私の邪魔をしてきて苛立つこともある。

だけど、「この大きさのあなたは今日で最後」ということ。

上手くいかなくても、正解がわからなくて悩んで、結局間違えちゃって、こっちが泣いて・・・

そんな私を悩ます小さな今日のあなたに、１年後には触れることはできない。

今日は私KIEが日々思うようにしている言葉「この大きさのあなたは今日で最後」について少しポエムのような感じですが自分の気持ちを正直に書いてみました。

日々、大変だけど子供が日々大きくなることは絶対に止められない事実。だからこそ、今日限定の子供にたくさん触れて、たくさん抱きしめて、たくさん笑っています。

なるべく。たくさん。

新生児だったころの子供をもう一度抱っこすることはできないけれど、何年後かに思う「あの時小さかった２歳のこども」に、今のあたしはたくさん触れられるから。

さて。明日も起きてすぐ洗濯物干せるように、洗濯機予約して、寝相の悪い子供の間を縫うように寝床確保して・・・寝よう。おやすみなさい。